Q12『理不尽と思われることが、なぜ起きる』

<質問> 主婦78才、平塚在住
 神が愛なら、なぜこの世の中には理不尽と思われることが起きるのですか。

<回答> 岩井 清牧師
 たしかに聖書には「神は愛です」とはっきり言明されています。イエス・キリストは有名な山上の説教の中で「天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださる」と言って、神の愛を強調しておられます。
 この雨は古来ずっと人間をはじめ動植物をうるおし、多大の益をもたらせてきました。ところが理不尽にも最近は酸性雨などが降り、動植物を痛め付けています。その原因をたどると、人間の出す排気ガスに行き着くのです。 
 同様に、神さまはこの地球をオゾン層で覆ってくださり、私たちを紫外線の害からずっと保護しつづけて来られたのですが、人間がフロンガスをやたらに天に送り込んだので、そのオゾン層に大きな穴があくという理不尽なことが起こっているのです。 
 神さまはこの地上に、アジア人、アフリカ人、ヨーロッパ人、アメリカ人など、多種多様な人類をお造りくださり、この世界をバラエティに富んだ美しいところに仕上げてくださったのですが、人間は各国間や各民族間に戦争を仕掛け、多くの命が犠牲になってしまったのです。 
 人間のまいた枯葉剤により、あざやかなみどりが失われてしまったばかりでなく、生まれてくる赤ちゃんにまで、悪影響がおよんだのです。
 要するに、神さまは愛であられるのに、人間がその自由意志を悪の方向に、罪の道に用いたために、この世には理不尽なことが溢れているのです。
 しかし、その罪の世界をすら、神さまは愛してくださいました。そして、御子イエス・キリストをこの世に送り、その罪を取りのぞく道としてくださったのです。キリストは私たちの罪の身代わりとして、十字架にかかって死んでくださり、三日目に死人の中から甦ってくださったのです。
 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(聖書)

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