7『作家 三浦綾子さんの信仰』

                     2000年5月21日
                     平塚福音キリスト教会牧師  岩井 清

 三浦綾子さんと言えば、「氷点」という作品で、朝日新聞一千万円懸賞小説に応募し、見事当選の衝撃的デビューを果たしたクリスチャン作家です。
 「道ありき」という自伝的著書で述べているように、彼女は、病床にありながら、自堕落で虚無的な日々を送っていましたが、真実で敬虔な友人の真剣な伝道により、これまでの罪深い生活を悔い改め、私たちの罪の身代わりとなって、十字架の上にその御命をささげてくださったイエス・キリストを信じ、文字どおり、生まれ変わった生涯を全うすることができました。
 「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」と聖書の中に書かれているとおりになったのです。
 しかし、その背後には、夫三浦光世氏の献身的支えがあったことを忘れるわけにはいきません。同じく「ふたりはひとりよりもまさっている」、「どちらかが倒れるとき、ひとりがその仲間を起こす」とありますが、氏は病身の綾子さんの蔭となり日向となって、生涯彼女を守りつづけたのです。
 イエス・キリストを中心にした「三つ撚(よ)りの糸は簡単には切れ」なかったのです。

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