18『神に会う備え』

                       2003年3月23日
                    平塚福音キリスト教会牧師  岩井 清

 一週間ほど前に、アメリカのナイトクラブで立て続けに死傷事故がおこりました。一回目はふたりの女性のけんかが発端で、大混乱となり、圧死者が21名にのぼりました。シカゴのナイトクラブだったということです。二回目はウェストウックという人口3万人の町にあるナイトクラブでの事故でした。この時は、舞台で使う花火が天井に燃え移ったために火事になり、客が一斉に狭い出入口に殺到したため、やはりパニック状態となり、95名の死者を出しました。テロへのアレルギーがあったため、両方とも大事故にまで発展したようです。
 ナイトクラブといえば、会員制で、裕福な人々の出入りするところであり、その日も一瞬前までは、飲んだり食べたり歌ったり踊ったりの幸福を絵に描いたような情景だったと思いますが、それが突如として、阿鼻叫喚(あびきょうかん)のちまたとなってしまったのです。
 イエス・キリストがある金持ちについて語られた例え話を思い起します。その人はあまりの豊作に気をよくし、倉を建てかえる計画を立てて、自分に語りかけました。「これから先何年分もいっぱい物がためられた。さあ、安心して、食べて、飲んで、楽しめ。」
 しかし、神は彼に言われました。「愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。そうしたら、おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。」そしてキリストはこうしめくくられます。「自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです。」
 キリストは別の機会にこう言われました。「人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、何の得がありましょう。」
 神に会う備えが大切です。永遠のいのちを捕らえることが必要です。いきなり人生の最期に直面するのではあまりにも悲しいではありませんか。「神の前に富む」者とされましょう。悔い改めてキリストを信じましょう。
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