15『暗やみから光へ』

                           2002年11月24日
                     平塚福音キリスト教会牧師  岩井 清

 「あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。」(聖書)    

 「暗やみと光とどっちが好きですか」というアンケートを取れば、「光」と答える人のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。 
 でも、暗やみを嫌いながら、暗やみに惹かれる生活も多いと思います。
 その人がいれば決して言わない陰口、店員さんが見ていないすきに品物を持ってきてしまう万引き、「うそも方便」などと言って自分をごまかしながらついてしまう嘘、実力以上に自分を見せるためのカンニング、こっそり盗み見るのぞき、これらは暗やみの分野にはいりますが、私たちを惹きつける力を持っています。「わかっちゃいるけど、やめられない」力です。
 これらがこうじていくと私たちは無感覚で頑固、冷酷で不潔、無慈悲で下品というような悪魔みたいな人間に成り下がってしまうのではないでしょうか。暗やみを支配している存在は、ほかならぬサタン(悪魔)だからです。
 一方、私たちの本心はやはり光を愛しています。不倫に走らずに家庭を大事にしよう。もうけが少なくとも正直な取引をしよう。憐れみぶかい人になりたい。いつも喜んでいたい。穏やかな心で人と接したい。傷つけた友人を赦してあげたい。このような愛と正義を私たちは心の奥底で慕うのです。私たちは光を造られた神のかたちに似せて存在を与えられたからです。
 イエス・キリストは「世の光」であられ、私たちを暗やみから光に、悪魔の支配から、生ける神のみもとに導こうとしてこの世に来られました。私たちの罪をご自分の身に負って十字架にかかり、サタンの頭(こうべ)を打ち砕き、その支配から私たちを解放してくださいました。三日目に死人の中からよみがえり、今も生きて私たちを救いつづけてくださるのです。キリストを信じて光に変えられ、光のこどもとして生きてください。
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