13『死者の復活はないのか』

                             2002年3月31日
                     平塚福音キリスト教会牧師  岩井 清

 先日ある人がこんな質問をしました。「普通、生きている時は誕生日が祝われ、死んだ後は命日が記念されるのに、どうしてキリストだけが、死んだ後にもその誕生日(クリスマス)が祝われるのですか」。
 こんな質問は初めてでしたので、少し戸惑いましたが、その人は自分でその質問に答えたのです。「それは今も、イエス・キリストが生きているからではないでしょうか」。
 確かに、キリストが私たちの罪の身代わりとして死んでくださった命日が大切に記念されています。暦の関係で毎年その日がずれるのですが、2002年では3月29日(金)がその御受難日です。
 しかし、さらに大切な日として記念され、祝われるのがその日から三日目に当たるイースター(復活節)です。今年は3月31日(日)です。
 ある意味でイースターはクリスマスよりもっと大切にされていると言えます。毎日曜日教会ではキリストの復活を記念して、礼拝をささげているからです。一年に52回もキリストの復活を喜んで集会につどうのです。
 人類の最後の敵は死であると言われます。死に立ち向かうさまざまの手段は、結局は無力にされ、私たちはその力にうちひしがれてしまいます。
 でも、人類の中で、たった一人の方が、この力を打ち破って勝利を遂げてくださったのです。だからこそ、イエス・キリストの福音(よい知らせ)と言われるのです。
 十字架の上で、ご自分を痛めつけている者たちのために、「父よ。彼らをお赦しください」と祈られたキリストは、6時間もの苦難を耐えぬいた後に、その霊を父なる神に渡して死なれました。その遺体はヨセフという人の新しい墓に葬られたのですが、三日目の日曜日の朝、からだに巻かれてあった布切れのみを残し、復活されたのです。
 復活の後、使徒たちをはじめ、1000人を越す目撃証人にキリストはご自分の生きておられることを現されたのです。そして、今も生きて私たちを救い、祈りに応え続けておられるのです。
 「しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。」(聖書)
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